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2013年12月16日 (月)

私はアダルトチルドレン その2

父は65才、母はもうじき60才。

この年代以上の人たちは、「男尊女卑」の考えが強く根付いていると思う(そうではない人もいるかもしれないが)。

「女性は三歩下がって、男性の後からついてくる」のが望ましい・・・と思っている団塊世代以上の人たちも多いと思う。

世間ではまだまだ女性の価値は低いような気がする。

マスコミではさんざん女性の社会進出が進んでいるようなことを取り上げてはいるが、実際、精神的な面(人間的な価値)において、根本的に女性側も男性側も、どちら側から見ても平等とは思っていない節があるようにおもえるのだが・・・。

結局は社会的な立場において、特に出産や子育てが絡んでくると、女性側が損をしてしまう場面がかなり多いと思う。

それに、結婚後は女性に家庭に入ってもらいたいとひそかに願う男性も少なくないようだ。




子供の頃から、本当に嫌だった。

「女」として生まれた自分が嫌だった。

女である自分が、本当に大嫌いだった。

小学生の頃から、「あなたのためなのよ!」「大人になった時に困らないように、今から教えているのよ!」と母親に言われながら、いろいろ家事をやらされた。

洗濯物の干し方から掃除の仕方、いちいち厳しかった。

ちょっとでも手を抜こうものなら、すぐに叩かれた。

泣きながらやり直しをさせられた。

父親には、

「女のくせに、そんなこともできないのか!」

「女なんだから、そのくらい出来るようになれ!」

など、やたらと「女のくせに」と、女性を見下すようなものの言い方をされた。


私には兄と妹がいる。

けれども、親からこのような言い方をされていたのは、私だけだった。

4才年上の兄が家事をしているところは見たことがない。

あるとき母に、「なんでお兄ちゃんには頼まないの?」と聞いたことがある。

すると母はちょっと戸惑った様子で、「え?お兄ちゃんにだって頼んでるよ・・・」と、ゴニョゴニョとごまかしていた。

ちなみに、わりと最近この話を妹にしたら、妹は、全くそんなことを言われた記憶がないそうだ。やたらと女性を蔑むようなものの言い方はされたことはないそうだ。



両親は学会のバリ活。

我が家では毎日夕飯は6時に食べ始め、7時には両親は会合へ行くのが日課だった。

平日の夜に両親が家にいたことなど、ほとんどなかった。

そして、パートで働くのを父が許す条件として(・・・って、何様なんだよ?この親父は!)、母は家のことをパーフェクトにこなさなければならなかった。

仕事、家事、子育て、学会活動・・・・・

さすがの母も助けが必要だったから、長女である私を(当時まだ小学生だったが)頼りたかったのかもしれない。

母は、女性が家事をやるのがあたりまえだと無条件に思っていたから、母自身が子供のころからそう教育されてきたから、私に対しても同じようにするのが当たり前だったのかもしれない。

それにしても、怒られながら「やらされていた」家事。楽しいわけもなく、ただひたすら苦痛だった。進んでやろうと思ったこともない。

進んでやりたくなる、いわゆる「お手伝い」ではなかった。

私には、ひたすら拷問だった。

そして、家事をやらされるということは、嫌でも私が「女である」ということを強く意識させられた。

いやでも、嫌いでも、性別が女としてこの世に生まれた以上は、一生涯ずっと男のために、サポート役として生きなければならないのだと思っていた。

なんで女として生まれてしまったのか、自分の運命を呪った。

小学生のころから、自分が大嫌いだった。

女である自分が大嫌いだった。

女として生きる意味も価値も、私には全くなかった。

嫌悪感しか感じなかった。


   ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


35才の大人になった今では、あのときの状況を冷静に分析することはできる。

なにしろ、両親は古い価値観の親に育てられた世代だから、仕方がない。

男尊女卑的な価値観が、まだまだ世の中の常だった時代の人たちなんだ。

仕方がないんだ。私が悪いわけではないんだ。しょうがないんだ・・・・・


けれども、思春期をむかえてからも、やはり父親からはさんざん女性としての価値を貶められるようなことを言われ続けた。

女性としての価値どころか、一人の人間としての価値を否定され続けた。

特に、私が大学受験をひかえていたあたりだっただろうか・・・。

「女は少しくらいおバカなくらいのほうが可愛げがあるんだ」

「おまえの勉強なんて、ただの道楽だ」

「大学で勉強したからって、仕事の役になんか立たない」

「お前はただの傲慢だ」

・・・と言ったかと思えば、

「とにかく頑張れよ」

「失敗しても、飯くらいは食わせてやるから、がんばってみろ」

と、おそらく父なりの励ましを言われたりもした。


・・・一体、父は私をどうしたかったのだろう。

父親として娘を思う気持ちと、それとは相反する何かしら憎悪のような気持ちがあったのだろうか。

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